外注したIDカード作成、実は損しているかも?初心者でも分かるカードプリンター&プレ印刷導入ガイド
- star-sakurai

- 3月27日
- 読了時間: 5分
更新日:6月27日


IDカードの作成方法には、大きく分けて自作(内製)と外注印刷の2種類があります。弊社桜井株式会社では、自作をご希望のお客様にカードプリンター「GRASYS」をご提案しています。
その自作の作成方法の一つとして、「プレ印刷」(=固定情報を事前に印刷)したカードに、可変情報のみを自作する、いわゆる「ハイブリッド印刷※」があります。先日「学生証作成担当者必見!低予算でスクールカラーを完全再現するならハイブリット印刷」と「IDカードプリンター「GRASYS」導入事例インタビュー」のコラムをアップしたところ読者の方々から沢山の反響をいただき、また、「現在の作成方法が最適なのか」「プレ印刷は専門的で難しそう」「プレ印刷を依頼したいが、何を伝えれば良いか分からない」といった不安や疑問の声もいただきました。
そこで今回のコラムでは、皆様の不安や疑問を解消し、「GRASYS」×「プレ印刷」をより深くご理解いただけるよう、具体的な導入の流れを詳しく解説し、IDカード作成に関わる全ての方に役立つ情報をお届けします。
※「ハイブリッド印刷」については、過去のコラム「学生証作成担当者必見!低予算でスクールカラーを完全再現するならハイブリッド印刷」および「IDカードプリンター「GRASYS」導入事例インタビュー」にて、概要と導入事例をご紹介しましたのでご覧ください。↓
1.カード作成におけるプレ印刷とは

カード作成におけるプレ印刷とは、カードデザインの固定情報を事前に印刷する技法です。氏名や番号、顔写真などの可変情報(=バリアブル情報)は後から追加で印刷を行います。
例えば、学生証の場合、校章や背景、学校の住所といった共通情報をプレ印刷しておき、学年、クラス、氏名、顔写真などの個人情報をカードプリンターで必要なタイミングで内作します。なお、プレ印刷には、高品質で大量印刷を得意とするオフセット印刷が用いられることが一般的です。
プレ印刷の主なメリットは2点あります。1点目は、色の再現性の高さです。スクールカラーや社章、ロゴデザインなど、指定された色を忠実に再現できます。2点目は、デザイン性の向上です。デザインに凝った背景をプレ印刷することで、カード全体の品質を高められます。また、エンボス加工やサインパネルなどの箔押しも可能です。
クオリティーの高いオリジナルデザインを背景に用いることで、カード自体がブランドイメージの向上や効果的な販促ツールにもなります。
2.プレ印刷と他の印刷方法との比較
では、プレ印刷と他の印刷方法を具体的に比較してみましょう。
固定情報をプレ印刷し、可変情報をGRASYSで印刷するハイブリッド印刷を、全て内製(GRASYSでの印刷)した場合、全て外注委託した場合と比較してみました。

比較すると、GRASYSのみで内製した場合に「△」と評価される「大量発行」や「色再現性」などの課題を、プレ印刷がカバーできることが分かります。
3.GRASYS×プレ印刷のコストイメージ
次に、各印刷方法における発行枚数ごとのコスト変動について見ていきましょう。

GRASYSとプレ印刷を組み合わせることで、外注委託と比較してコスト削減が期待できます。これは、プレ印刷によってベースとなるデザインや共通情報を事前に印刷しておくことで、GRASYSでの印刷工程を効率化し、時間とコストを削減できるためです。

GRASYSとプレ印刷4色を組み合わせた場合の単価イメージ表(円/1枚)
※イメージのため実際のお見積り価格とは異なります。
さらに、GRASYSは、プレ印刷で色の再現性を維持しながら、一枚ごとに異なる情報を印刷するバリアブル印刷にも対応可能です。これにより、一人ひとりに合わせたパーソナライズされたカードを、高品質かつ低コストで発行できます。このように、GRASYSとプレ印刷の組み合わせは、大量発行におけるコスト効率と、個別のニーズに対応する柔軟性を両立でき
る点が大きなメリットと言えるでしょう。
内製印刷と外注印刷の違いについて更に詳しく知りたい場合は、「内製化と外注委託を徹底比較」のサイトをご覧ください。↓
4.プレ印刷のお問い合わせ方法
弊社のプレ印刷のお問い合わせ方法についてご説明します。

①まず、弊社ウェブサイトのGRASYS製品ページにある「お問い合わせ」または「デモを申し込む」のページ、もしくは本コラム末尾の「プレ印刷について問い合わせてみる」ボタンをクリックしてください。

②お問い合わせフォームの「お問い合わせ内容」欄に、プレ印刷をご希望である旨と、
以下の3点をご記入ください。
✔ カードのデザイン(ロゴ、印影、色指定、背景色など)
✔ カードの発行枚数(年間発行枚数、一度に発行する枚数など)
✔ カードの種類(磁気カード・ICカード等)
5.プレ印刷のデザイン作成・発注・納品の流れ

次に、プレ印刷に必要な情報をご提供いただいた後の流れについてご説明します。
まず、弊社の専任営業担当者よりご連絡を差し上げ、ご希望内容の確認をさせていただきます。その後、ご希望に応じて製品のデモンストレーションを実施いたします。デモンストレーションの際にプレ印刷を含む全般的なご相談もお受けしております。印刷情報が確定した後に、お見積もりをご提示いたします。
お見積もり内容にご納得いただけましたら、校正確認後、プレ印刷を行います。プレ印刷されたカードが納品されましたら、GRASYSを使用した可変情報の印刷作業を開始する準備が整います。
6.おわりに
いかがでしたでしょうか。弊社では、GRASYSを活用し、お客様の理想とするIDカード製作を実現するため、様々な取り組みを行っております。今回のコラムではプレ印刷の手順について解説しましたが、初めて製作される方にも安心してご利用いただけるよう、今後も努めてまいります。
執筆者紹介
郷戸 すみ恵(Goudo Sumie)
デジタル印刷機メーカーとの用紙検証や共同展示会のアテンドなどを数多く経験し、社内でもデジタル印刷および用紙に関する専門知識を有するメンバーの一人である。本格的なWebマーケティングやプロモーション活動は初めてであるが、やる気とアイデアでチャレンジ中。最近はキックボクシングで汗を流し、ストレスを発散している。


