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カードプリンター運用で見落とされやすい個人情報漏えいリスクとは?GRASYS BITで考える使用済みインクリボン対策

  • 執筆者の写真: star-sakurai
    star-sakurai
  • 5月29日
  • 読了時間: 9分
カードプリンター運用で見落としがちな個人情報漏えいリスクとは?

社員証や入館証、会員証などをカードプリンターで発行している企業では、印刷データや発行済みカードは厳重に管理されていても、使用済みインクリボンの扱いまでは十分に運用整理されていないことがあります。


しかし、昇華転写方式のカードプリンターで使用したインクリボンには、氏名や社員番号、顔写真などの情報が印字痕として残ることがあり、廃棄方法によっては個人情報漏えいにつながってしまうことが懸念されます。そのまま廃棄したり、廃棄業者へ委託したりするだけで十分とお考えの場合は、廃棄方法の見直しをぜひご検討ください。


今回は、そんな情報漏えい対策におすすめのインクリボンシュレッダー「GRASYS BIT」について解説していきます。

※本記事は、主に昇華転写方式のカードプリンターをご利用中の企業様向けに解説しています。

目次 1. カードプリンター運用で見落とされやすいリスク 2. 廃棄方法ごとの違いと考え方

3. 「GRASYS BIT」でできること

4. このような企業にGRASYS BITをおすすめしています ┗社員証や入館証を社内で随時発行している企業 ┗回収までの保管期間が長い企業 ┗個人情報管理の内部統制が厳重な企業 ┗社内で発行業務を完結させたい企業

5. 実際のご相談で多い課題 6. 導入前に確認したいポイント ┗使用しているプリンター方式に合っているか ┗どの程度の個人情報を扱っているか ┗委託前の工程に課題がないか ┗現場で無理なく運用できるか 7. GRASYS BIT仕様 8. まとめ 9. よくある質問


1. カードプリンター運用で見落とされやすいリスク
インクリボンに残った個人情報

カードプリンターを利用する企業では、印刷データや発行済みカードの管理には注意が向きやすい一方で、使用後のインクリボンは単なる消耗品として扱われ、管理の優先順位が低い傾向があります。


カード「発行」業務では一定のセキュリティ対策を講じていても、「インクリボン廃棄」工程は十分に運用整理されていないことが少なくありません。


しかし、冒頭でお話ししたように、使用済みインクリボンには個人情報が残ることがあります。つまり、問題は「使用済みインクリボンは情報漏えいの危険性が高いのに、要注意として扱われにくい」ということです。

見た目は使用後の消耗品でも、実際には個人情報を含む媒体として扱う必要があります。

カードプリンター運用における情報管理は、印刷前後のデータやカード現物だけでなく、使用済みインクリボンまで含めて設計する必要があります。


実際に、熱転写型インクリボンが社外へ持ち出され、個人情報が流出した事例もあります。

このことからわかるのは、インクリボンは印刷時だけでなく、保管中および廃棄業者への引き渡し・処理工程においても、情報漏えいのリスクが存在するということです。使用済みインクリボンは、単なる廃材ではなく、処分が完了するまで機密情報媒体として管理すべき対象だといえます。


2. 廃棄方法ごとの違いと考え方

使用済みインクリボンの処分方法は、大きく分けると「そのまま廃棄する」「業者へ委託する」「社内で細断する」の3つです。ポイントは、どの方法が安全かだけでなく、どの工程まで社内で管理できるかで比較することです。

比較項目

そのまま廃棄

業者へ委託

社内で細断

情報漏えいリスク

高い

(保管時・廃棄後)

低減できるが保管時のリスクは残る

即時処理できるので、低減しやすい

運用負荷

一見低いが危険

保管・回収手配が必要

社内ルール化しやすい(使用済みは即細断)

継続コスト

低く見えるが危険

委託費がかかり続ける

シュレッダー購入の初期費用のみ

廃棄履歴の記録

管理されないことが多い

廃棄証明が発行される

社内記録で管理しやすい

細断されたインクリボン

使用済みインクリボンをそのまま捨てる運用は、情報管理の観点から避けるべきです。業者委託は有効な方法ではありますが、委託前の保管や回収待ちといった、引き渡しまでの工程にリスクは残ります。


そのため、確実に情報管理したい場合は、社外へ廃棄に出す前に社内で判読しにくい状態まで細断処理するという方法が有効です。特に、カード発行を継続的に行う企業では、この管理の違いが運用の安心感に繋がります。



3. 「GRASYS BIT」でできること
ロゴ
GRASYSBITの写真

GRASYS BIT」は、使用済みインクリボンを細断するための専用シュレッダーです。紙用シュレッダーとは異なり、インクリボン処理を前提に設計されている点が大きな特長です。


リボンをねじりながら細断する「ツイステッドマイクロカット方式【メーカー特許取得済】」を採用しており、約2.5mmのチップサイズまで細かく処理できます。これにより、印字後のリボンに残った個人情報を判読しにくい状態にします。


また、カードプリンター「GRASYS」シリーズ以外の各種昇華転写インクリボンにも対応できるよう設計されています。



GRASYS BITの主な特長

・使用済みインクリボンを”そのまま捨てにくい”という不安が解消できる
・外部へ廃棄する前に発行現場で処理しやすい
・細断後の片付けまで含めて、日常業務になじみやすい
・今あるカードプリンターに設備追加しやすい
・安全性が高く、安心して使い続けやすい


4. このような企業に「GRASYS BIT」をおすすめしています

GRASYS BIT は、単にカード発行枚数が多い企業だけでなく、使用済みインクリボンの管理を社内で確実に行いたい企業に向いています。特に、次のような企業におすすめしたい製品です。


社員証や入館証を社内で随時発行している企業

発行が日常的に行われている企業では、使用済みインクリボンも小刻みに発生します。そのたびに安全に処理できる体制があると、情報漏えいのリスクを減らせます。


回収までの保管期間が長い企業

廃棄業者へ委託していても、回収まで一定期間保管する場合は、その間の管理が課題になります。社外へ出す前に細断できれば、保管時の不安を抑えやすくなります。


個人情報管理の内部統制が厳重な企業

内部統制の観点から、個人情報の廃棄プロセスまで説明が求められる企業では、印刷後すぐに社内で処理できる体制が管理しやすさにつながります。


社内で発行業務を完結させたい企業

カード発行のスピードや柔軟性を重視して内製している企業では、廃棄工程を外に依存しない運用のほうが全体設計として整いやすくなります。



5. 実際のご相談で多い課題

導入をご検討いただく企業では、製品の比較以前に、運用ルールの曖昧さが課題になっていることが少なくありません。


よくある課題としては、次のようなものがあります。

・使用済みインクリボンをどこまで機密情報媒体として扱うべきか判断が分かれている
・廃棄業者へ委託しているが、委託前の保管方法が担当者任せになっている
・発行業務がこまめに発生するため、使用済みインクリボンが一定量たまるまで保管している
・セキュリティを強化したい一方で、保管や回収手配の手間は増やしたくない
・総務部門、現場部門、情報管理部門で個人情報の認識に差がある

こうした課題に共通しているのは、カード発行そのものではなく、印刷後の運用ルールがあいまいになりやすいという点です。GRASYS BITは、このあいまいになりやすい廃棄工程を、社内で統一しやすくするための手段としてご検討いただくことが多い製品です。



6. 導入前に確認したいポイント

導入判断では、製品の特長だけでなく、自社運用に合うかどうかを見ることが大切です。確認したいポイントは次の通りです。


①使用しているプリンター方式に合っているか

GRASYS BITは、昇華転写インクリボンやレジンインクリボン向けです。まずは現在使用しているプリンターや消耗品の種類を確認する必要があります。


②どの程度の個人情報を扱っているか

氏名だけなのか、顔写真や社員番号まで含むのかで、求められる管理水準は変わります。本人識別性の高い情報を扱うほど、廃棄工程の重要度も上がります。


③委託前の工程に課題がないか

委託先の信頼性だけでなく、社内保管、回収待ち、引き渡しまでの工程に不安がないかを見直すことが重要です。ここに課題がある場合、社内細断の効果が出やすくなります。


④現場で無理なく運用できるか

セキュリティ対策は、継続運用できて初めて意味があります。設置場所、細断後の廃棄ルール、袋交換、処理記録の残し方まで含めて整理すると、導入後の運用がスムーズです。



7. GRASYS BIT仕様表

細断可能リボン種

昇華転写リボン、レジン&ワックスリボン

細断可能リボン幅

60mmから90mm(装填可能なリボン軸幅 最大120mm)

装填可能リボン径

最大径 80mm

細断速度

最大12メートル/分

細断袋の容量

6ロール(YMCKO、250面/ロールで換算)

カット方法

Twisted Micro Cut

細断くずのサイズ

約2.5mm

操作ボタン

速度(通常/高速モード)、スタート/停止、逆転

自動停止

細断終了、リボンジャム

インターフェイス

4 LED, 3ボタン

保証

本 体:100kmまたは1年間 カッターブレード:6ヶ月

消費電力

DC 24V、2A

動作温度/湿度

15~35℃ /35~70%

サイズ(WxHxL)/ 重量

232×364.6×386mm/4.8kg


8. まとめ

カードプリンターを利用する企業にとって、使用済みインクリボンの廃棄は個人情報漏えい対策において見落とされやすいポイントです。


廃棄業者へ委託する手段が一般的で有効な方法の1つですが、リスクヘッジの観点からも社内で廃棄作業を完結させてコントロールすることが一番のセキュリティ対策となります。


カード発行業務のセキュリティを一段高めたいなら、この機会に印刷そのものだけでなく、印刷後のリボン処理まで見直してみてはいかがでしょうか。



9. よくある質問

Q1. GRASYS BITでインクリボン1巻を細断するのにどれくらい時間がかかりますか?

GRASYS専用インクリボンの場合、通常モードではYMCKOリボンが約11分、Kリボンが約10分、高速モードではどちらも約7分が目安です。使用するリボンの種類や運用モードによって処理時間が変わるため、発行枚数が多い現場ではあらかじめ作業時間を見込んでおくと運用しやすくなります。

Q2. GRASYS BITは連続でどのくらい使えますか?

連続稼働時間は30分です。30分使用したあとは、5分程度休ませてから再度使う運用が適しています。日常的にまとまった量のインクリボンを処理する場合は、この稼働時間を前提に処理のタイミングを決めておくと、無理のない運用につながります。

Q3. GRASYS BITはどのリボンに対応していますか?

カードプリンター用の昇華転写リボンとレジンリボンに対応しています。再転写プリンターのカラー・単色リボンも処理可能ですが、フィルムベースが厚いため、詰まりや破損につながるおそれがあります。ラミネートフィルムや再転写フィルムは使用できないため、導入前に現在使っているリボンの種類を確認しておくと安心です。

Q4. 他社製プリンターのインクリボンでもGRASYS BITで処理できますか?

昇華転写用や熱転写用であれば、他社リボンにもおおよそ対応しています。ただし、リボンの仕様によって相性が変わる可能性があるため、事前にテストして確認する方法が適しています。既存のカードプリンター運用に組み込みたい場合は、実機での確認を前提に考えると導入後のミスマッチを防ぎやすくなります。

Q5. GRASYS BITの動作音はうるさいですか?

動作音の目安は約70dBで、一般的な紙のシュレッダーと同程度です。生活音に置き換えると、電車のベルやバス車内、掃除機の音に近いレベルです。オフィスや発行現場で使う際は、通常のシュレッダーを使うときと同じくらいの音を想定しておくとイメージしやすくなります。



\お使いのカードプリンターのリボンが対応しているか確認したい方へ/


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