IDカードプリンター「GRASYS」導入事例インタビューvol.03
- star-sakurai

- 4月1日
- 読了時間: 6分

現場の「手間」を劇的に解消
カードプリンターと特殊用紙が支える、広大な国営公園の運営効率化
東北唯一の国営公園として、豊かな自然と多彩なレクリエーション施設を提供する「国営みちのく杜の湖畔公園」。近年はリピーターの増加に伴い、年間パスポートの発行業務や園内の案内表示作成など、運営面での迅速な対応がより一層求められています。
桜井株式会社は、カードプリンターや耐水ポスター用紙、レーザープリンター用POP用紙の提供を通じ、施設内で必要な販促物を「より速く、より美しく、より簡単に」内製できる環境作りをお手伝いしています。今回は、同公園が抱えていた現場の課題を、当社のソリューションでいかにして解決したのか、3つの具体的なケースを通して詳しく伺いました。

1.CASE 1:「GRASYS導入」で年間パスポートの発行時間が1/4に短縮
――煩雑な手作業を解消し、顧客満足度を向上させた「GRASYS」活用術
リピーターに愛される同公園では、パークゴルフやドッグランの利用者を中心に、年間パスポートの発行業務が急増していました。しかし、従来の運用フローには現場を圧迫する大きな課題がありました。
導入前の課題 極めてアナログな「手作り」工程
導入前、年間パスポートの発行は手作業の連続でした。
パスポート用紙に名前ラベルを一枚ずつ貼り付ける。
デジタルカメラで顔写真を撮影する。
カメラ内の画像データをパソコンに取り込み写真を印刷する。
適したサイズに切り取ってパスポートへ貼り付ける。
これらの工程は職員の大きな負担となっていただけでなく、窓口でお客様を長時間お待たせしてしまう要因にもなっていました。
導入後の効果 作成時間の劇的な短縮と運用のデジタル化
より効率的な発行ソリューションを検討する中で導入されたのが、カードプリンター「GRASYS」です。
作成時間は従来の1/4に
手作業で行っていた工程をデジタル化・自動化したことで、発行スピードが飛躍的に向上しました。
利便性と耐久性の向上
従来の「紙+貼り合わせ」から、高品質なプラスチックカードへ移行。スムーズな発行が可能となっただけでなく、パスポートの耐久性もアップしました。
多用途への展開
現在は「年間パスポート」に加え、需要が高まっている「ワンちゃん専用ドッグラン登録証」の発行にも活用されています 。


園内は広いため、複数の場所でカード発行が可能で、その場で写真を撮影して即カードを発行


2. CASE 2:「スーパー合成紙」で掲示作業の効率化と視認性の向上
――「スーパー合成紙」の導入で、ラミネート加工の手間をゼロに
園内の広大なエリアを管理する上で、案内看板やイベント告知などの掲示物は欠かせません。ここでは、通常のコート紙よりも優れた耐久性を持つ「スーパー合成紙」が、業務の効率化に貢献しています。
導入前の課題 掲示物ごとの「ラミネート加工」が負担に
以前はコート紙を使用していたため、湿気の多い場所や屋外に近い環境では、印刷後に一枚ずつビニール加工(ラミネート等)を施す必要がありました 。この付随作業に費やされる手間と時間が、スタッフの業務を圧迫していました。
導入後の効果 ラミネート要らずの耐久性で、短期掲示をよりスムーズに
コート紙に比べ耐久性が高い「スーパー合成紙」を採用したことで、短期的な案内であればラミネート加工をせずにそのまま掲示することが可能になりました。
作業工程の簡略化
「印刷してすぐに掲示できる」スピード感が、急な案内変更への迅速な対応を可能にしました。
適材適所での活用
耐久性の高さを活かし、屋内や軒下などの短期掲示においては、加工の手間なしでも安定した品質で案内を行えています。


3.CASE 3:クマ出没対策と「エヴァタック」の機動力
――緊急性の高い注意喚起も、スピーディーかつ美しく
自然豊かな環境ゆえの課題である野生動物への対策にも、新しいソリューションが活用されています 。
導入の背景 急増するクマの出没と、迅速な情報公開
イノシシやカモシカ、クマなどの野生動物との共生は、豊かな自然の中では日常の一部ですが、今年度は例年以上にクマの出没が増え、園内各所へ迅速に「注意喚起」を掲示する必要がありました。
導入の効果 ガラス面へ「きれいに貼れて、跡を残さず剥がせる」
そこで採用されたのが、吸着シート「エヴァタック」です 。
掲示・撤去のストレスを解消
ガラス面に貼っても糊残りがなく、きれいに剥がせるため、状況に合わせた掲示場所の変更や撤去作業が極めてスムーズになりました。
景観を損なわない高品質な案内
従来のテープ留めポスターとは異なり、ガラス面に直接ピタッと貼れるため、視認性が高く、公園の景観も維持したまま注意喚起を行えています。


4.国営みちのく杜の湖畔公園のご紹介


泊まれる!遊べる!体験できる!

里山を遊ぶ、里山を学ぶ。

花と緑に囲まれてあそぼう!
宮城県柴田郡川崎町に位置する「国営みちのく杜の湖畔公園」は、東北地方における広域的なレクリエーション需要に応えるために設置された、東北唯一の国営公園です。蔵王連峰を背景に、釜房ダムの湖畔に広がる敷地は、趣の異なる3つのエリアで構成されていて、豊かな自然と触れ合いながら、大人から子供まで、そして愛犬と一緒に一日中楽しめる、東北を代表する憩いのスポットです。
5. 結び:お客様の現場の「課題」を解決する
発行時間を1/4に短縮したカードプリンター、ラミネートの手間をゼロにした合成紙、そして緊急時の注意喚起を支える吸着シート。今回の事例は、適切なツールの選定が、現場の機動力や顧客満足度の向上になることを示しています。
「必要なものを、必要なときに、高品質で」。この内製化のサイクルこそが、変化の多い施設運営において強力な武器となります。当社は今後も、現場の「課題」を解決し、「価値」を生み出すソリューションをご提案してまいります。

最後になりますが、多大なるご協力をいただいた一般財団法人公園財団 みちのく公園管理センターの皆様にに、深く御礼申し上げます。
執筆者紹介
郷戸 すみ恵(Goudo Sumie)
デジタル印刷機メーカーとの用紙検証や共同展示会のアテンドなどを数多く経験し、社内でもデジタル印刷および用紙に関する専門知識を有するメンバーの一人である。本格的なWebマーケティングやプロモーション活動は初めてであるが、やる気とアイデアでチャレンジ中。最近はキックボクシングで汗を流し、ストレスを発散している。








