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IDカードプリンター「GRASYS」導入事例インタビューvol.04

  • 5 日前
  • 読了時間: 6分
国際モダンホスピタルショウ2026

【本事例の要点】

課題: 旧機器の老朽化と高いランニングコスト、構造の複雑さによる繁忙期の故障・発行の遅延リスクの解消

決め手: 今後4年間のIC移行期(磁気・IC併存)に対応する「磁気ストライプ」と「RFID(IC)」の両対応スペック。本体・消耗品の大幅なコスト削減と構造のシンプルさ。

成果: 事前テストによるシステム連携の確認を経て、春の最繁忙期(ピーク時1日500枚)もノートラブルで突破。デザイン作成の容易さにより引き継ぎや運用効率も向上。



1. はじめに

北海道内最大規模の私立総合大学として、141年の歴史を誇る学校法人北海学園 北海学園大学。同校では、毎年春の新入生約2,000名分の学生証発行をはじめ、年間約3,700枚に及ぶカード発行業務を行っています。 この度、老朽化に伴う機材更新のタイミングで、カードプリンター「GRASYS ID200」を計3台(豊平キャンパス2台、山鼻キャンパス1台)導入いただきました。導入の経緯や運用の工夫、今後の展望について詳しくお話を伺いました。



2. 現在の運用状況:年間約3,700枚の学生証を「GRASYS」で迅速にオンデマンド発行

―現在の学生証の発行・運用状況について教えてください。


豊平キャンパス内
豊平キャンパス内

北海学園大学様: 現在、豊平キャンパスに2台、山鼻キャンパスに1台の「GRASYS ID200」を設置して運用しています。 当校では、磁気カードとIC学生証の2種類の運用を行っています。磁気カードは両面プレ印刷されたカードに「GRASYS ID200」で個人情報をオンデマンド印字し、IC学生証は裏面の定期乗車券発行控のみプレ印刷とし、表面はデザインから個人情報までを「GRASYS ID200」で印刷しています。





毎年3月下旬に入学者情報が確定してから、約2,000名分の新入生用学生証を一気に発行します。更に、年間を通して転部・転学部、経済学部・法学部の学科配属や紛失、磁気不良による再発行が約1,700枚ほど発生するため、合計して年間3,700枚程度を発行・活用しています。


また、カード作成業務は、豊平キャンパスでは8名、山鼻キャンパスでは2名がGRASYSで作業できる体制を整えており、更には庶務課でも職員証をGRASYSで内作しています。


3. 導入の背景と選定要件:コスト削減と、IC移行期を支える「磁気・RFID両対応」

―旧機種からの買い替え理由と、機種選定で「磁気」と「IC(RFID)」の両対応が必須だった理由を教えてください。


北海学園大学様: 2017年から約8年間使用していた旧機種の老朽化が進み、保守契約の満了が近づいていたことが直接のきっかけです。以前の機器は、本体費用だけでなくインクリボンや転写フィルムなどのランニングコストが高く、構造が複雑なため不具合時の原因特定や修理に時間を要していました。特に3月〜4月の超繁忙期に故障が発生した際は発行スケジュールの調整に大変苦労しており、発行スピードに対するストレスを解消することも課題でした。




また、当校では現在、図書館の貸出や本人確認には磁気カード、自動証明書発行機などにはIC学生証を使用しています。今後は学内サービスの拡充やセキュリティ強化を見据え、4年間かけて段階的にICカードへ全面移行する計画を進めています。この完全移行までの過渡期においては「磁気学生証」と「IC学生証」が学内で併存するため、1台で磁気エンコードとRFIDエンコードの両方に対応できるスペックが不可欠でした。



4.導入前の徹底検証:学内システム・自動証明書発行機との連動と事前テスト

―導入に際しては、どのような検証(テスト運用)を行いましたか?


北海学園大学様: 初めてIC学生証を自校発行するため、ダミーデータを用いて発行から自動証明書発行機での本人認証まで一連の動作検証を行いました。 印字クオリティや位置の確認はもちろん、GRASYS ID200で生成された認証データを学事システムへアップロードし、自動証明書発行機のサーバー連携やICリーダーの読み取りチェックを事前に入念に行いました。 その甲斐あって、繁忙期もトラブルなく非常に安定して稼働させることができました。



5. 選定の決め手:大幅なコスト抑制と、シンプル構造による信頼性・サポート体制

―数ある製品の中から「GRASYS(桜井)」をお選びいただいた決め手を教えてください。


北海学園大学様: 一番の決め手は、前機種と比べて本体および消耗品コストを大幅に削減できた点です。 さらに、機械構造がシンプルで故障リスクが低いこと、消耗品の交換が容易であること、そしてトラブル時の迅速なサポート対応にも魅力を感じました。



6. 運用成果と繁忙期実績:デザイン変更・引き継ぎの容易さと、1日500枚を支えた安定感

―担当者様のご異動に伴う引き継ぎや、春の最繁忙期における実際の稼働実績はいかがでしたか?


法学部主任 中井様
法学部主任 中井様

北海学園大学様:前担当者とともに導入初期から一緒に作業を行っていたため、イメージの共有ができており引き継ぎは極めてスムーズでした。旧機種に比べてカードデザインの新規作成やレイアウト変更が直感的に行え、運用のしやすさを改めて実感しています。


実際の稼働状況としては、多い日には1日500枚のペースで新入生や在学生の学生証を発行しましたが、安定して処理を行うことができました。






7. 学校法人北海学園 北海学園大学様について

―最後に、北海学園大学様の特色や今後の展望についてお聞かせください。


北海学園大学様: 当校は1885年創立の「北

海英語学校」をルーツに持つ、141年の歴史を誇る道内最大規模の私立総合大学です。北海道・東北の私立大学では唯一となる2部(夜間部)の開設など、多様な学びのニーズに応え続けてきた歴史を持ち、豊平・山鼻キャンパスには、合わせて5学部(経済・経営・法・人文・工学)の約8,100人の学生が日々学んでいます。各学部では専門性を高めることができるような特色のある教育内容を展開しており、「開拓者精神」のもと、国内外の様々な業界に人材を輩出しています。また、2028年4月には「建築都市学部」と「情報科学部」の開設を構想中です。


8. まとめ

北海学園大学様は、旧機器の老朽化と高コスト構造、機器の複雑さからくる繁忙期の故障トラブル・発行の遅延リスクといった課題を、GRASYSの導入によって見事に解消されました。


特にICカードへの移行期におけるシステム切り替えは非常に慎重を期す局面ですが、北海学園大学様では約1年間という期間をかけ、綿密な事前検証を行っていただきました。入念にテストを実施されたことが本運用でのスムーズな稼働につながっています。


当社では、お客様が安心してGRASYSを導入いただけるよう、導入前のデモ機貸出や事前の動作検証サポートを強化しております。また、導入後にお困りごとや操作の不都合が生じた際にも、迅速に対応するサポート体制を整えております。カード発行業務の効率化やシステムの移行をご検討中の担当者様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。







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